アンデスの宇宙観

春分(しゅんぶん)・夏至(げし)・秋分(しゅうぶん)・冬至(とうじ)の4つをまとめて、「二至二分(にしにぶん)」と呼びます。ペルーのシャーマン文化でも非常に重要視されるこの4つの節目に向け、日本の皆様がそれぞれのエネルギーを最大限に活かし、最良の日にするための“必要なこと”や“準備”をお伝えし、一緒にワークを行うシリーズ企画です。本場ペルーで活躍される本当のシャーマンから細胞レベルで学んで頂き、本当にしっかり学びたい方向けのワークショップです。

2025年は多くのスピリチュアル・ティーチャーたちが“脱皮や再生、生まれ変わり”の年と注目しています。大地や自然とのつながりが深いシャーマンの知恵を学び、地球と一体化・共鳴するレベルへと意識を高めることで、この特別な年をより充実したものにしていきましょう。本ワークショップでは、ペルーのシャーマン・PUMAからオンラインで直接学び、一年を通じて実践と体感を重ねられる貴重な機会を提供いたします。

ペルーにとっての二至二分

ペルーをはじめとするアンデス地域では、太陽や大地(パチャママ)とのつながりをとても大切にする伝統があり、春分・夏至・秋分・冬至といった太陽のサイクルの節目は、神聖な行事や儀式を行う重要なタイミングと考えられています。

アンデスでは、標高4000メートル以上の高地で生き延びるために、先祖代々継承されているたくさんの叡智があります。全ては自然を観察することから始まりました。

特に、気候条件の厳しい自然環境の中で、いつ雨が降るのか、いつ種をまくのか、などの暦はとても重要です。そのため、太陽が地平線のどこから昇り、どこに沈むか、ということはとても重視されてきました。

また、この「時間」の感覚をベースに計画性のある生き方をするからこそ、古代建築として世界遺産となっている「マチュピチュ」のような建造物も創ることができたのです。

アンデスでは、毎月の暦に合わせて、特別な儀式をする風習が今日でも残っています。

アンデスの暦では夏至と冬至の間の6ヶ月サイクルを基調としています。

日照時間が最大となり太陽が最もパワフルになる夏至と、日照時間が最短となる太陽が赤ちゃんとして新たに生まれ直す冬至。特に冬至は「インティ・ライミ(太陽の祭り)」として、盛大に祝われます。人々は、夏至から冬至、冬至から夏至の6ヶ月をサイクルに、様々なプロジェクトの計画を立てます。

その間にある春分、秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈む時。日中と夜の長さが等しく、夏至や冬至にたてた計画を振り返って調整をするチェックポイントでもあります。

このような太陽の周期に合わせて生きることを通じて、私たちはより宇宙の流れに乗りやすくなるのです。

春分(しゅんぶん)

昼と夜の長さが等しくなることで「陰と陽」「心と体」のバランスが取れる重要な節目とされます。3月20日前後に訪れるこの日は、新しい始まりのエネルギーが高まり、冬の眠りから目覚めていくように自分自身の意識も活性化していくタイミングです。古くから、自然界のあらゆる生命が再生し成長し始める“スタート”の象徴として、祈りや感謝の儀式を行う文化が多く存在します。

夏至(げし)

一年で最も太陽の力が強まる6月21日頃は、自然界に溢れる陽のエネルギーのピークを迎えます。光が最大限に降り注ぐこの日は、自己表現や創造力が高まり、目標や願いを明確にする絶好の機会ともいわれます。世界各地では太陽への感謝と豊穣を祈願する祝祭が行われ、魂の成長や可能性の開花を加速させるパワフルな一日として大切にされてきました。

秋分(しゅうぶん)

春分と同様、昼と夜の長さが再びほぼ等しくなる9月23日頃は、“陰と陽の調和”がもたらす安定のエネルギーが訪れます。実りの季節にあたるこの時期は、夏の間に育んだ成果を手にする感謝のタイミングであり、同時に心身を落ち着かせて内面を見つめ直す時間としても大切にされています。過剰を手放し、次の変容へと備える静かな準備の期間でもあります。

冬至(とうじ)

一年でもっとも夜が長い12月22日頃は、太陽の力が一番弱まる一方で、ここを境に再び光が増していく“再生”の始まりを象徴します。古代より世界各地の祭礼では、闇から光へと移り変わるこの神秘的な瞬間を祝福してきました。自分の内側に潜む影(ネガティブな要素)を認めつつ、そこから新たな希望やパワーが生まれ出るとされ、魂の深い部分と向き合うのに最適なタイミングです。

こんな人にオススメ

・本当のシャーマンから直接学びたい方
・精霊と繋がりたい方、情報を受け取りたい方
・マザーアースと繋がりたい方、情報を受け取りたい方
・アセンションを加速したい方
・心機一転して新しい生き方をスタートしたい方
・今までの苦しみをもう手放して、前向きに進んでいきたい方
・最近、ちょっと疲れていたり、行き詰まりを感じている方
・自然界と融合して宇宙の波にのって生きていきたい方
・辰年のエネルギーで、ご自身の人生もアップグレードしたい方
・アンデスのシャーマニズムに興味のある方
・自然界から叡智を受け取りたい方

プロフィール

アンデスのセレモニーと儀式のマエストロ
何千年もの伝統の後継者・世界的ヒーラー

ペルー 
プーマ・キスペ・シンゴナは、6歳のときに稲妻からのイニシエーションを受けた後、祖父である故ドン・マキシモと一緒に訓練を始めました。先祖のスピリット(霊)、宇宙の力、自然の精霊とつながり、アンデスの伝統と儀式を学び、習得しました。 彼は、ペルーの海岸地帯とアマゾンのシピボ族から派生した直接の血統を通じて、Huachuma(ワチュマ)とAyahuasca(アヤワスカ)との深いワークをしてきました。
 
プーマは、パチャママ(マザーアース)と私たちのグローバルな意識の目覚めをサポートする植物医学に深い敬意を払って、先祖代々のインカの教えへの情熱を伝えています。
 
ヤングアダルトとして、彼はYES(環境的健康のための若者の集まり)のスピリチュアルリーダーとヤングリーダーの国際的な集まりにファシリテーターとして参加し、アンデス医学の道についての本や映画で紹介されました。  「Pumadventuresチーム」と一緒に彼は、自己変革と再生プロセスのために神聖な場所を訪れる精神的な巡礼のために世界中からグループを集めています。
 
彼は故郷のチンチェロ村に「ノカン・カニ・グローバルコミュニティセンター」を設立し、地元の人々と私たちのより大きなグローバルコミュニティがこれらの古代の教えについて研究し、学ぶことができ、時代を超えたアンデスの方法、文化、そして自然に基づく叡智をこれから生まれる世代のためにも生かし続けています 。
 
また、最近ではアメリカの講座では1,000人を超えるセミナーも開催しアメリカでは人気講師となっている
  
プーマの使命は、彼の先祖からの先住民の文化の叡智とメディスンを彼独自のユニークで刺激的な、心のこもった方法で共有することにより、祖父の遺産を継承することです。

【オンライン参加 : 開催概要】